海の環境教育ハンドブック(指導者編)
著者名: NPO大阪湾研究センター
出版社: NPO大阪湾研究センター
発行日: 2004.3
分類: 環境関連冊子(行政・法人・NPO・NGO等発行) > NPO/NGO/非営利団体等発行
種類: 冊子
対象年齢: 小学校高学年/教員/一般向け
キーワード: 環境全般/自然環境/環境教育の指導資料・副読本
概要:
遊べる、学べる海辺を楽しむこと、海に棲む生物の立場から考える機会を持つことを目的に編集しています。
ページ: 177 ;
登録日: 2006/8/17
機関名: NPO大阪湾研究センター
住所: 大阪市中央区北浜3-2-1 新北浜ビル3階 IBCフォーラム内
電話番号: 06-6203-6092
FAX: 06-6203-7401
E-mail: murata◎osakawan.or.jp (◎の部分を@に変更してメールして下さい)
ホームページ: http://www.osakawan.or.jp/mokuji/handbook.htm
■はじめに
■海の環境教育・学習に関する教材(ハンドブック)の作成 検討委員会
■湾口部(洲本市南部地域)の豊かな自然
■湾奥部(御前浜・香櫨園浜)の環境
第1章 海について知ろう 1
1.海が果たす役割 2
1-1.酸素の供給 2
1-2.地球の気温の平均化 4
1-3.炭素の固定 6
1-4.海産物の提供 8
1-5.海は人間にとって貴重な環境資源 10
1-6.人間にとって快適な海辺空間 12
1-7.快適な海辺の気候 14
2.海と陸との関係 16
2-1.海と陸とが一体の空間:沿岸域 16
2-2.沿岸域環境の重要性 18
2-3.沿岸域における陸海の連続性 20
2-4.沿岸域環境問題発生のメカニズム 22
3.海の自然現象 24
3-1.潮汐・潮流 24
3-2.海流・風・波浪・津波 26
3-3.水の循環と砂の移動 28
3-4.エコトーンと生物による物質循環 30
4.海の空間とその特性 32
4-1.海岸とその機能 32
4-2.砂浜 34
4-3.干潟 36
4-4.潮間帯 38
4-5.モ場 40
4-6.海岸植生 42
5.海の汚染 44
5-1.汚染の種類 44
5-2.富栄養化と赤潮 46
5-3.表土の流入とサンゴ礁の減少 48
5-4.石油の流出 50
5-5.環境ホルモン 52
第2章 身近な海:大阪湾について知ろう 57
1.昔の大阪湾・今の大阪湾 58
1-1.港と海運の歴史 58
1-2.漁業の歴史 60
1-3.干拓・埋立の歴史 62
1-4.多様な環境の減少 64
1-5.水質・生態系の変化 66
1-6.海水温の変化 68
1-7.沿岸域気候の変化 70
2.大阪湾と人間活動 72
2-1.自然環境 72
2-2.海岸線の状況 74
2-3.レクリエーション空間 76
2-4.海にまつわる文化・祭 78
2-5.漁業生物の生息環境 80
2-6.漁業生産の概況 82
2-7.港湾 84
2-8.埋立空間の利用の変遷 86
3.大阪湾の生物 88
3-1.海藻草と生態系 88
3-2.魚類 90
3-3.プランクトン 92
3-4.干潟に棲む生物 94
3-5.岩場(磯)に生える海藻 96
3-6.岩場(磯)に棲む動物 98
3-7.海辺の植物 100
3-8.海岸線近くの鳥類 102
4.大阪湾の環境問題 104
4-1.多様な生物生息空間の喪失 104
4-2.陸海の連続性の欠如 106
4-3.悪化する大阪湾の水環境 108
4-4.汚濁負荷による貧酸素水域の発生 110
4-5.漂着・漂流ゴミ問題 112
第3章 海について調べよう 115
1.植物(海藻・藻場)調査 116
1-1.調査方法(コドラート法) 116
1-2.海藻類を指標とした水質評価 118
1-3.標本(海藻おしば)づくり 120
2.動物調査 122
2-1.干潟・浅場の動物 122
2-2.付着動物 124
3.水質・底質調査 126
3-1.水質 126
3-2.底質 128
第4章 海の環境再生に向けて 131
1.環境関連法制度 132
1-1.環境関連法制度の流れ 132
1-2.環境基本法 134
1-3.新・生物多様性国家戦略 136
1-4.自然再生推進法 138
1-5.環境の保全のための意欲の増進及び環境教育の推進に関する法律 140
1-6.循環型社会形成推進基本法 142
1-7.海洋汚染防止法 144
1-8.海岸法 146
1-9.河川法 148
1-10.エコーポート(港湾環境政策) 150
1-11.沿岸域圏総合管理計画 152
2.環境再生に寄与する環境改善技術 154
2-1.水循環でとらえる環境対策 154
2-2.環境改善技術の体系 156
2-3.ワンドの再生 158
2-4.ヨシ原の再生 160
2-5.森への植樹 162
2-6.下水道の問題点と水耕生物濾過法 164
2-7.合流式の改善・合併浄化槽の設置 166
2-8.干潟・モ場の再生 168
2-9.緩傾斜護岸によるモ場再生 170
2-10.浄化船による水質改善 172
2-11.底質改善技術の概要 174
2-12.微生物による浄化(バイオレメディエーション)技術 176